若年性認知症の予防対策にDHAがおすすめの理由とは?
DHAは20代、30代、40代からの認知症の予防対策にオススメです。
その理由は、脳の約4割はDHA(ドコサヘキサエン酸)で構成されていると言われているため、DHAを摂ることは脳の神経細胞の膜を柔軟にしたり、神経細胞同士のやりとりをスムーズにしたりするからです。
そのため、DHAを摂ることは若いうちから発症する若年性認知症の予防と対策に欠かせないのです。
ちなみにDHAとEPAとα‐リノレン酸は「オメガ3脂肪酸」と呼ばれています。
DHAは脳や目の神経細胞を健康に保つのに役立ち、EPAは血管の健康維持やアレルギー反応の抑制に効果を発揮します。
またα‐リノレン酸はおよそ1~2割が体内でDHAやEPAに変換されると言われています。
ところでこのDHAやEPAは、成人であれば最低でも1日におよそ1000ミリグラムの摂取が必要だとされています。
DHAやEPAは青魚に豊富に含まれているため、普段から青魚を多く摂っている方は不足の心配がないと思われます。
しかし、毎日の食生活において青魚を食べる習慣があまりなく、コンビニエンスストアやスーパーなどの加工食品を多く食べている方は、注意が必要です。
なぜなら、コンビニエンスストアやスーパーで販売している食品の多くには、サラダ油が使われているからです。
このサラダ油は高温で加熱された場合、「ヒドロキシノネナール」と呼ばれる毒性物質が大量に発生するとされています。そしてこの「ヒドロキシノネナール」は、脳の神経細胞を死滅に追い込む原因になってしまうのだといいます(参考 山嶋哲盛 『サラダ油をやめれば認知症にならない』)
したがって、20代・30代・40代の若いうちからの認知症を防ぐには、普段から何気なく摂っているサラダ油の量を減らし、代わりにオメガ3脂肪酸のうちの特にDHAを多く摂るようにすることが重要になってくるのです。
DHAを手軽に必要量摂りたい場合は、サプリメントでの摂取がおすすめです。
また、家庭で使っている油をサラダ油から亜麻仁油やえごま油に替えることも、認知症の予防対策には重要です。
なぜなら、亜麻仁油はえごま油には、摂ると体内で1~2割がDHAやEPAに変換されるα‐リノレン酸が豊富に含まれているからです。
そのため、普段使っている油を亜麻仁油やえごま油に替えることは、DHAやEPAの慢性的な不足を解消するのに役立ちます。
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